13歳のホロコースト 少女が見たアウシュヴィッツ (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ) [ エヴァ・スローニム ]
少女が見たアウシュヴィッツ 亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ エヴァ・スローニム 那波かおり 亜紀書房ジュウサンサイ ノ ホロコースト スローニム,エヴァ ナワ,カオリ 発行年月:2015年11月 ページ数:234p サイズ:単行本 ISBN:9784750514352 スローニム,エヴァ(Slonim,Eva) 旧姓ヴァイス。
1931年、スロヴァキアのユダヤ人家庭に生まれる。
名目上の独立を果たしながら実質的にはナチス・ドイツの支配下に置かれた同国から、13歳のとき、アウシュヴィッツに強制移送され、生還する。
1948年、家族とともにオーストラリアのメルボルンに移住した。
1953年、ベン・スローニムと結婚。
天性の語り部として、教育と共同体のために尽力し、戦時と絶滅収容所の体験を公の場で長年語りつづけてきた 那波かおり(ナワカオリ) 英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 子供時代ーブラチスラヴァ パリサーディ通り 一九三〇年初頭/ヴァイス家とケルペル家ーブラチスラヴァ パリサーディ通り 一九三〇年代/悪い予感ーブラチスラヴァ パリサーディ通り 一九三八年/襲来ーブラチスラヴァ パリサーディ通り 一九三九年/なぜ立ち去らなかったのか?ーブラチスラヴァ パリサーディ通り 一九四一年/祖父の旅立ちーブラチスラヴァ ユダヤ人街 一九四一年冬/義務ーユダヤ人街からふたたびパリサーディ六〇へ 一九四二年夏/わたしたちの声が聞こえますか?ーブラチスラヴァ ドブロヴィチョヴァ通り 一九四二年贖罪日/ゲットーーブラチスラヴァ クラリスカー通り 一九四三年春/誰が生き、誰が死ぬのかーブラチスラヴァ クラリスカー通り 一九四三年贖罪日〔ほか〕 魂と肉体を破壊されながら、少女は何を思い、何を見たのか?絆の強い家族と満ち足りた日々を送っていたエヴァ。
しかし、ナチス・ドイツの襲来とともにその暮らしは一変する。
街なかでの憎悪の言葉と暴力、妹とふたりきりの潜伏生活、屈辱的な拷問、ヨーゼフ・メンゲレによる人体実験。
80歳を過ぎた著者がトラウマを超えて語る。
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